スーちゃん 眼のしこり① ニードルバイオプシーのこと
いろいろ考えていたことがあって・・・
私は、何か考えたいこと・考えないといけないことがあると、どうしてもブログの記事を
書くことができないみたいです。
そればっかり気になって他のことが考えられなくなってしまうんです、きっと。
これからもまたプチ放置状態になることがあると思いますが見捨てないでくださいね~笑

今日は以前から何度かチラッとだけ書いたことがある、スーちゃんの眼のことを
書きたいと思います。
スーちゃんの左眼、目頭の付け根辺りに小さなしこりを見つけたのが半年ほど前のことです。
最初は1mmくらいの小さなものでした。
よ~く見ないと分からないくらいだったと思います。
(相方にいってもわからなかったくらいですから。苦笑)
昨年12月、先生に一度診ていただきましたがとりあえず大きくなるか様子見ということに
なりました。
今年に入り、1月・・・2月・・・月日が経つと、大きくなったり小さくなったり、ポコンと盛り上がって
きたり、平坦になったりを繰り返すようになりました。
2月の終わりころから私は不安になり始めました。
そして自分なりにいろいろ調べたり、お友達に相談したりもしました。
専門書も買ってみました。
その間も先生に相談したりもしました。
知れば知るほど怖くなりました。
「バイオプシーしてみたらいいじゃない?」
と思われる方もいらっしゃると思います。
当然です。
だけど私は悩みました。。。
もしこれが悪いもの(悪性腫瘍)だったとしたら、治療方針はどうなるのだろうか?
バイオプシーで分かる範囲の結果は限られています。
悪いものかそうでないのか、脂肪腫か肥満細胞腫か・・・などです。
悪いものだったとして、その腫瘍の種類によって治療方法の選択は変わってきますが、
◇外科的切除(できるのかできないのか)
◇放射線治療(できる場所が限られている、近場だと麻布獣医辺り)
◇化学療法(抗がん剤 有効な腫瘍は限られている。)
代表的な治療方法はこの3つだと思います。
ただし、抗がん剤治療はリンパ腫にはとても効果的ということがわかっていますが、
他の腫瘍に対してはリンパ腫ほど効果は期待できないかもしれません・・・。
悩んでいることの一番の問題は場所です。
かかりつけの病院の先生のところでできる検査はニードルバイオプシーまでです。
注射針を刺しての検査です。
その結果悪いものだという可能性が高い場合、通常は病理組織検査するための細胞の
採取をしなければなりません。
でも・・・眼というところはとても難しい場所で、おいそれと簡単にできるものではないんだそうです。
ですから、かかりつけの先生はそれ以降の検査については麻布獣医の信田先生のところで
したほうがいいというお話なのです。
私は、かかりつけの先生のところでできるなら・・・と思っていました。
先生を信用しているし、先生ならいつも一緒にいさせてくれるから・・・
もしものときもそばについててあげられるから・・・
大学病院では、どうしても多くの先生方にかこまれ、いじられ、言葉が悪いですが
モルモットのようにされてしまうイメージが強くって・・・
もちろん、そういうことが獣医師を育てるのだろうし、獣医療を進歩させる手助けに
なるのは重々承知しているつもりです。
だけど私は預けっぱなしの検査や治療は望むことができません・・・
私のわがままなのでしょうか、やはり。

私は、悪性腫瘍だった場合のことを想像しました。
Q. 外科的切除が有効な腫瘍だった場合、私はするだろうか?
A. いいえ、しないと思います。
それはなぜか?
通常、腫瘍の切除は腫瘍だけを切除すればいいわけではなく、マージンといって
腫瘍を含む大きな範囲を切除しなければなりません。
スーちゃんの場合を考えると、マージンを取るとなると眼そのものまで範囲内に
入ってしまいます。
お腹などのように皮膚に余裕があって引っ張ってくることもできない場所です。
とすると眼球を取り除くのでしょうか・・・?
勝手な想像でしかありませんが、もしそうだったとしたら私はやはり選択できないと思います。
Q. 放射線治療が有効だった場合、私は麻布獣医まで定期的に通うだろうか?
A. いいえ、私はしないと思います。
それはなぜか?
上で述べたように、預けっぱなしの治療を私は望まないから・・・です。
しかも、12歳という年齢も加味すると、そんな頻繁に全身麻酔(放射線治療は全身麻酔が
必須です)をするリスクを考えるだけで怖くなります。
Q. 他の凍結切除などを含む治療が有効な場合、私はするだろうか?
A. かかりつけの先生の元でなら検討するかもしれない。
だけど、高度な医療技術を要することを考えると、おそらく麻布獣医でなければできない
かもしれない。
そうするとこれもまた私は選択しないかもしれない。。。
※あくまでもこれは現段階で思うことなので、今後また変わる可能性は大いにあります。

そうすると、私はスーちゃんのために確定診断を取る必要性があるのかわかりません。
スーちゃん自身はどうして欲しいのか・・・これが一番知りたいことです。
でもスーちゃんは話せない、私がスーちゃんの代わりに考え選択し、決めなければなりません。
それはすなわち、スーちゃんの命を私が左右するということです。
大きな責任です・・・とても大きな・・・。
私の勝手な都合で決めることなんて・・・でも結果的にはそうなるのかもしれませんよね・・・。
スーちゃんは何を望んでいるのでしょうか。。。
悪性腫瘍と決まったわけではもちろんありません。
だけど私は・・・きっと何か悪いもののような気がしてなりません。
眼の腫瘍は悪性腫瘍の可能性がとても高いそうです。。。
仮に悪性腫瘍であったとしたら、私はリンパ腫であってくれたらと願ったりもしてしまうのです。
それはやはり抗がん剤にとてもよく反応してくれるから・・・です。
他の腫瘍であったなら、上記に書いたことからも私はきっと何も選択できないかもしれません。
何もしないことが治療を放棄することにも繋がりかねません。
悪性腫瘍だったらどうしたらいいのでしょうか・・・?
皆さんならどうされますか。
やはり最善の治療を望み、外科的切除や放射線治療しか効果的な治療方法がなかったと
しても選択しますか?
酷な質問ですね、スイマセン。
一言で簡単に答えられる内容でないことは承知しています。
だけど、この私の疑問や不安に率直な意見をお聞かせいただけると大変嬉しいのです。
どんな些細なことだってかまいません。
私だったらこうするかも?というご意見をお聞かせいただければと思います。ぺこり
明日(というか今日になっちゃいました)、スーちゃんと病院に朝一で行ってきます。
先生に見ていただいてからになりますが、必要と判断されたならバイオプシーを
してくるつもりです。
病理組織検査をするための細胞採取については、まだ本当に今必要なのかどうか
私には決められないのですが、ニードルバイオプシーで分かる範囲内の結果だけでも
今知っておいたほうがいいのではないかと思うようになったからです。
それと、以前のように小さなままだったら全身麻酔の元でないと誤って眼を刺してしまう
恐れがあったわけですが、今のように盛り上がって少し大きくなっているなら、補ていをして
スーちゃんが暴れなければ麻酔をせずに針を刺していただけるといわれたからです。
スーちゃんが暴れてしまうようなら麻酔は当然しなければならないわけですが・・・。
麻酔のリスクも心配なので、できることならしないでできることを切に願います。
どうかどうかバイオプシーで分かる範囲内のものであって欲しい。
そして悪いものではありませんように・・・
どうかどうかお願いです。
皆さんも祈ってください。
スーちゃんの検査が無事終わり、悪いものでありませんようにと。。。
長々と書いてしまいました。。。
最後まで読んでくださった方がいらっしゃるか分かりませんが、もしも読んでくださった方が
いらっしゃいましたらありがとうございました。ぺこり
そしてお疲れ様でした。
今晩は眠れそうにありません。。。。
ってもう2時40分!?ひえぇ~~~苦笑
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