やまだのお部屋

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ドリルの鼻アスペルギルス症と治療方法

やっとドリルの鼻アスペルギルス症の治療方針が決まりました。

今日は今後のために、猫さんの鼻アスペルギルス症の概要や診断方法、
また治療法等についてまとめたいと思います。
と同時に、ドリルの治療方法についても合わせて記録させていただきます。

長くなるので折りたたみますね。
興味のある方だけご覧いただければと思います。



















◇アスペルギルス症◇
 猫では鼻および播種性のアスペルギルス症がみられることがあるが、
 発生は犬に比べて非常に少ない。


 
 ●環境中に広く分布し、粉塵、わら、刈り草、干し草の中で多数の胞子を
 形成する一般的な糸状菌であるAspergillus spp.(アスペルギルス菌は
 複数ある)の感染による日和見真菌感染症である。
 動物は空気で運ばれる胞子を吸入することによって感染する。
 ●鼻腔や前頭洞に限局した疾患と播種性の疾患の2種の感染型がある。
 これらは関係がないようであるが、鼻部のアスペルギルス症の治療6ヶ月後に
 真菌性髄膜炎を発症した犬の報告がその可能性を高めている。
 
 猫ではペルシャ猫がわずかに発生率が上昇。
 大多数で肺や消化管が侵される播種性疾患。
 鼻部・・・前頭洞(眼窩に及ぶかまたは及ばない)に併発する症例が少数報告
 されている。
 


 [臨床徴候]
  ●鼻部・・・鼻汁、狭窄音に関連。
  ●播種性・・・非特異的な徴候(例⇒元気消沈や沈うつ、または嘔吐や下痢)が
  最もよくみられる。
  ●眼⇒眼球突出

  猫の鼻アスペルギルス症の発生はまれであるが、慢性的な鼻からの分泌物、 
  前副鼻腔炎、および眼窩骨膜周囲の病変や突出などに関連した臨床症状を示す
  猫において認められている。



 [鑑別診断]  
  ●鼻部・・・鼻部腫瘍、細菌性鼻炎/副鼻腔炎、ペニシリウム症、異物、鼻ダニ、
  鼻咽頭のポリープ、鼻クリプトコックス症。
  ●播種性・・・細菌性骨髄炎/椎間板脊椎炎、脊髄の腫瘍、椎間板疾患、骨の腫瘍
  細菌性腎盂腎炎、細菌性肺炎、他の原因によるブドウ膜炎。

  また、慢性のウィルス性上部呼吸器疾患、FeLVまたはFIV感染症、鼻腔あるいは
  前頭洞へ貫通する(猫の)咬傷などが挙げられる。



 [一般血液検査/生化学検査/尿検査]  
  ●鼻部・・・慢性炎症を反映する好中球増加症および単球増加症
  ●播種性・・・非特異的。猫では非再生性貧血および白血球減少症。
  ●生化学的変化・・・グロブリン、クレアチニン、リン、血中尿素窒素の高値。
  ●尿検査・・・等張尿、血尿、膿尿、沈渣中の真菌性菌糸。



 [診断]  
  通常、障害を受けた組織中の真菌を検出することにより行う。
  鼻のぬぐい液および洗浄液の細胞診は診断に役立たない。
  開口させた状態で撮影したX線背腹像では通常、鼻甲介の重度の溶解とX線透過性の
  亢進がみられることが多い。
  CTスキャンでは鼻甲介の破壊が明確に描出されるため、鼻アスペルギルス症の際の
  画像診断として用いられるようになっている。
  鼻鏡検査では通常、白から緑灰色のコロニーが認められ、鼻アスペルギルス症の
  典型的な所見である。
  
  鼻腔浸出液の真菌培養は確定診断を得るためには正確ではない。
  結果が偽陽性や偽陰性になることがある。
  病原体は検査室でよく認められる混入菌である。
  培養陽性の場合は病理組織学で確認するか、病歴やX線検査や血清学的検査を
  行う必要がある。
  病理組織学、抗体価と培養、抗体価と適切なX線検査、または鼻鏡下で真菌プラークを
  固定して確定診断をする。



 [治療]  
  猫ではイトラコナゾールによる全身療法が好まれている。
  治療は、臨床症状が見られなくなってから少なくとも2週間は継続する必要がある。
  
  鼻部・・・犬と同様に治療することでうまく管理されるが、公表されていない。
  播種性・・・治療は困難。報告が限られている。

  ・犬の場合の治療法
   ●鼻部・・・抗真菌剤の全身投与⇒治療は限定的。
    経口投与(イトラコナゾール)
    全身麻酔化で両鼻腔にカテーテルでクロトリマゾールを局所的に投与等。
   ●播種性・・・感染を除去するのは困難。稀に治癒例も報告されている。
    感染を除去するのではなく、臨床症状の進行を阻止させる。
    イトラコナゾールが最も効果的。



 [投薬]  
  ●鼻部・・・麻酔化で局所的に薬剤を投与する方法がある。
  経口投与・・・アゾール系⇒ケトコナゾール(8-12時間毎)、フルコナゾールは
  局所療法の治癒率(43-60%)よりも著しく低い。
  イトラコナゾール(24時間毎)は反応率は60-70%との報告があるが、費用がかかる。
  ●播種性・・・イトラコナゾール。継続的な使用にもかかわらず治癒しにくい。
  フルシトシンとアンホテリシンBの併用療法で治癒することもある。



 [経過]  
  ●鼻部・・・鼻汁は治療後2週間で減少し、4週間で消失する。
   2週間後、鼻汁が重篤な時は治療の失敗や再治療を考慮する。
   鼻粘膜や鼻甲介の持続する損傷のために細菌感染が問題となるので抗生物質の
   使用を考える。
   初期回復後の鼻汁の再発は、真菌感染の再発によるのは稀で、細菌感染を考える。
  ●播種性・・・X線の連続撮影像を1-2ヶ月ごとに、また腎機能、尿培養を監視する。










難しい文言がいっぱいですが(苦笑)、今後猫さんのアスペルギルス症で
訪問される方がいらっしゃるかもしれないので、文献通りに記載させて
いただきました。(多少要約してまとめた部分があります)

猫さんの症例はホントに数少ないんだそうです。
先生曰く、骨腫瘍を疑って病理組織検査をしたらアスペルギルス症だった、
ということがほとんどなのではないか、ということでした。
先生も長年獣医師として診られていらっしゃいますが、猫さんでは扱った
ことがないそうです。



ドリルが鼻部なのか播種性なのかはワタシ自身はどちらかまだよくわかりません。
複合的に臨床症状や血液検査の数値が合致しています。
まず、眼窩骨膜周囲の病変、これは右頬の骨腫張している部分がそうだと思います。
血液検査ですが、先月3/4の数値で異様に単球が高かったんです。
通常0~850の数値のはずが、1710もありました。
現代医療の先生にこのことを尋ねたんですが、骨肉腫のせいで炎症が起きている
からといわれました。
にしても、おかしいなぁ・・・と思っていました、実は。
上記の血液検査の項目の鼻部の単球増加症に当てはまるのかも?しれません。
でも、骨の腫瘍は鑑別診断では播種性になっていますよね。
自然療法の先生にもこの点についてはドリルが一体どちらに、もしくは両方に
該当するのか明後日聞いてみようと思います。



  
ドリルの治療方針
波動テストの結果からドリルのアスペルギルス症にマッチングする薬剤とサプリが
わかりました。

・イトラコナゾール
・プロポリス

いずれも、現在の数値-3から+5への効果が期待できます。
基準値は+10なのですが、一気に基準値まで上がるものは少ないんだそうです。
残念ながらレメディにはヒットしませんでした。
ということで、本日からイトラコナゾールとプロポリスの投薬を開始しました。

イトラコナゾールは当初毎日1回投与の予定でしたが、ドリルは腎機能が少し
落ちているので1日おきになりました。
体重換算1kg/5mgなので、25mgの投与量です。
予定では1ヶ月間の投与です。
状態によってさらに2週間延長するかもしれません。
カプセル状でしたが、中から出して混ぜてあげてもいいということなので、
早速夕方16時頃にアペに混ぜて飲ませました。
お味が誤魔化せたのか元からそんなに苦くないのかわかりませんが、泡をふくような
こともありませんし、吐いたりもしませんでした。
ちょっとホッとしました。
肝臓への副作用(食欲不振や下痢嘔吐)が現れやすいということなので、まだたった
1回しか飲ませていないのにやけにドキドキしちゃいました。苦笑

プロポリスは朝晩1粒ずつです。

そして、ホモトキの処方も腎サポートが加わりました。

肝臓への副作用が気になり事前に肝サポート等を一緒に使えないか聞きましたが、
肝臓の解毒力を高めてしまうと薬の分解も早めてしまうことがあるそうで、逆に
薬の効能を落としてしまうことがあるそうです。
ですから、使用するとしたら投薬が終了した後、または副作用が発現したときに
使用する予定だということでした。




現在のドリルの状態
髭袋の近くが若干また腫れたり引いたりしていますが、元気はとてもあります^^
ご飯も以前のようにたくさん食べるようになってきました。
ホモトキの免疫サポートのおかげかなと思います。
アスペルギルスの菌は、いくら抗真菌薬を使ったとしても完全に身体の中から
なくすことはおそらくできないと思います。
今後また、何らかの原因で免疫力が落ちたときに発症するだろうということです。
そのためには日頃から免疫力をどれだけ底上げさせてあげることができるかが
ワタシの役目なのかなぁと思います。
今はホモトキの免疫サポートが功を奏しているおかげで、イトラコナゾールを
使う前でも全身状態が改善し良好な状態を保っています。
ホントに取り入れてよかったなぁと実感している今日この頃です^^












◇覚書◇
ホモトキ 毎週金曜日
ホモトキ(腎サポート)毎週火曜日
イトラコナゾール 22日(月)16時開始 1日おき
プロポリス 11時と23時頃
漢方薬 朝ごはん後
酵素、TFF 夕方~夜までの間
水素水 適宜















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鼻アスペルギルス症

6 Comments

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2013/04/23 (Tue) 00:15 | REPLY |   

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2013/04/23 (Tue) 23:11 | REPLY |   

JOJO  

とても難しいですね。
うちのミケも最近左目の下が腫れ、触るとぷよぷよしてます。
今朝ぱっちり開いていた左目が、さっき見たら閉じてるんです。
ご飯も食べてるし、腫れを触っても痛がらない。
ドリルちゃんと似てる!?と思ったんですが、違うかな。
病院に連れて行くけど、予約が取り辛くてほんと頭にくる。
愚痴ってしまってる? ^^

2013/04/26 (Fri) 01:19 | REPLY |   

やまだのママ  

★鍵コメさんへ★
お返事大変遅くなりました~ゴメンナサイ。
その後、猫さんの容態はいかがですか。
食欲もあるということなので一時的な
ものだといいですね。
ドリルのこともご心配おかけしてます。
今は腫れもなんとかあまり出ずに過ごして
くれています。
このまま落ち着いてくれますよう祈ってます。
鍵コメさんも体調すぐれない中コメントいただき
申し訳ないです。
どうかお気遣いなく。
ご自愛くださいね。

2013/05/01 (Wed) 09:07 | REPLY |   

やまだのママ  

★2番目の鍵コメさんへ★
お返事遅くなりました~ゴメンナサイ。ぺこり
お母様の容態が落ち着いてこられたようで何よりです。
やはりそばにいらっしゃると身体も嬉しいのでしょうね。
とはいえ、ご自宅のこともおありでしょうし大変でしょう。
鍵コメさんもお体気をつけてくださいね。
早く退院できますように。

2013/05/01 (Wed) 09:09 | REPLY |   

やまだのママ  

★JOJOさんへ★
お返事遅くなってスミマセン。ぺこり
その後、猫さんどうでしたか。
何か菌が入って腫れてしまっただけならいいんですが。
海外は予約が~!と聞いたことがあります。
急変したときとか心配ですよね。
猫さんなんでもありませんように・・・。

2013/05/01 (Wed) 09:12 | REPLY |   

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